ApacheによるWebサーバー構築

Debian GNU/Linux 4.0をインストールする時ウェブサーバにチェックを入れておくとApache2もインストールされ、すでに動いている状態となります。確認するにはブラウザのアドレス入力欄にサーバのIPアドレスを入力しエンターを押すと It works! と表示されます。表示されなければApacheが動いていない可能性がありますので起動します。※起動方法は後ほどm(_ _)m

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後は簡単な設定をすればウェブサーバとして動いてくれます。

ここでは簡単な設定のみ書き留めておきます。自分もまだ初心者で完全には理解できていない部分があることもあり、特にセキュリティについては試行錯誤中なので特には書きません。また、忘れている部分もあると思うので随時追記していきたいと思います。
また、間違った記述がありましたら遠慮無くご指摘下さい。訂正いたします。

Webサーバのアドレスは123.456.789.012と仮定します。このアドレスが入っているときは自分のWebサーバアドレスに置き換えてください。
また、ホームページやブログをおく場所は/home/myhomeと仮定します。
(TAKAはhomeには置かず別の所に置きました。場所は自由ですが、下部ディレクトリに色々ある場所はあまり良くありません。場合によっては下部のディレクトリが丸見えになってしまいます。できる限り何もない場所に置くのが良いと思います。
ホームページを置くディレクトリは/home/myhome/homepageとします。
所得したドメインネームはmydmain.domain.comとします。
クライアントPCはWindowsとします。

  1. まず/etc/apache2/apache2.conf内のServerTokensをServerTokens Prodとする。#でコメントアウトされていたら#を取る。ServerSignatureについても同様に#を取りServerSignature Offとする。
    これは、エラーがでたときのサーバ情報の表示を出さないようにするためです。
  2. 次に/etc/apache2/sites-enabled/000-default内のバーチャルホストを編集します。
  3. #NameVirtualHost *の#を取りNameVirtualHost 123.456.789.012:80の様に最初にWebサーバのアドレスを入れその後ろに:80とします。
    :80はWebサーバが80番ポートで待ち受ける事を意味します。80番ポートはHTTPプロトコルでのアクセスを受け付けるポートでWebの閲覧ははこのポートを使います。
  4. 次に<VirtualHost *>を<VirtualHost 123.456.789.012>とする。
  5. DocumentRoot  *の部分をDocumentRoot /home/myhomeとする。
  6. <Directory *>を<Directory /home/myhome>とする。
  7. 一番後ろに以下の文を入力する
    <VirtualHost 123.456.789.012:80>
    ServerAdmin webmaster@localhost
    DocumentRoot /home/myhome/homepage
    ServerName mydmain.domain.com
    Options FollowSymLinks ←ディレクトリが表示されないようにする
    </VirtualHost>
  8. これでApache2をリスタートすると設定が反映されます。
  9. ご自分のルーターにログインし、ルーターのアドレス変換項目でWAN側HTTP(TCPポート:80)をLAN側HTTP(TCPポート:80)の123.456.789.012に変換します。
  10. クライアントPCのWindowsフォルダを検索しhostsファイルを探し、このファイルをメモ帳で開きます。
    最後の行に以下を追記します。
    123.456.789.012 mydomain.domain.com
  11. 試しに/home/myhome/homepageディレクトリにindex.htmlファイルを作成し、内容を<html><body><h1>動いています</h1></body></html>とでも記述してみましょう。そしてブラウザのアドレス入力部分にmydomain.domain.comと入力しエンターを押してみましょう。「動いています」と表示されればokです。でなければタイプミスなどが考えられますので各内容を再確認しましょう。
  12. 上記でうまく表示されたら、ルーターのアドレス変換項目(NAT)でWAN側HTTP(TCPポート:80)をLAN側HTTP(TCPポート:80)の123.456.789.012に変換します。
    DMZはなるべく使わない方がよいと思います。TAKAは使っていません。
  13. そして、外部からアクセスしてみましょう。上記のindex.html程度の内容ならば携帯電話からでも見られます。

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