PHP5とMySQL5をDebian GNU/Linux 4.0 Etchにインストール

  1. PHP5のインストール

    WordPressの最新版は2008/2/24現在、WordPress 日本語版 2.3.3(本家バージョンの日本語化)及びWordPress ME2.2.3(日本語ローカライズ版)がありますが共にPHP4.2以上が必要となります。

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    最新のPHPのバージョンは5.2.0-8ですのでこれをインストールします。

    synapticパッケージマネージャーを起動しPHP5を選択します。

    PHP5 

    その他にもバージョンが同じ物があったら後々のことを考えて選択しておいても良いでしょう。(^^;)

    この状態で「適用」をクリックするとインストールされます。

    これでおしまいです。非常に簡単です。

  2. MySQL5のインストール

    1.と同様にWordPressの2008/2/24現在の最新版ではMySQL4.0以上が必要となります。

    最新のMySQLのバージョンは5.0.32ですのでこれをインストールします。

    synapticパッケージマネージャーを起動しmysql-server-5.0を選択します。
    この時mysql-admin(MySQL Administrator)にもチェックを入れておきましょう。このソフトはMySQLの管理ソフトで、データベースのバックアップを手動や自動で行うことができます。
    mysql

    WordPressのプラグインにもMySQLのバックアッププラグインがありますが、TAKAの使った物ではバックアップはできてもリストア時に文字化けしてしまい使い物になりませんでした。とても焦りました。(>_<)
    ですが、たまたま2日くらい前に手動でMySQL Administratorでバックアップをとっておいたことを思い出しここからリストアしてみたところ完璧に元に戻りました。(^^)/
    それからは、MySQL Administratorの自動バックアップを利用しています。
    MySQL Administratorの自動バックアップファイルをリストアすると文字化けしてしまいます。
    2008/7/8以降自動バックアップはWebminで行っています。

    WebminではMySQLの項目でBackup Databasesを選択しバックアップファイルの置き場所とバックアップ時刻を設定します。
    Webminでのバックアップはすべてのデータベースをバックアップしますが仕方ありません。
    バックアップファイル名はそれぞれのデータベース名+.sqlという形式となります。

    因みにPHP Myadminというブラウザから設定できる物もあるようですがまだ使ったことがありません。

    リストア方法は2つ方法があります。

    ① サーバ上でMySQL AdministratorでRestoreを選択しバックアップファイルを指定してリストアする。

    ② サーバ上ではそのまま、クライアントPCではバックアップファイルをダウンロードしphpMyAdminをブラウザで起動。
    リストアするデータベースを一旦削除し新規で同じ名前の空のデータベースを作成。(utf-8、照合順序は無視)
    インポートを選択し、テキストファイルの場所でバックアップファイルを指定し(ファイルの文字セットはutf-8)実行する。
     

    MySQL Administrator(Debian GNOMEメニュー→アプリケーション→プログラミングの中にあります)

    Screenshot-MySQL Administrator

    設定方法は試行錯誤してください。初心者のTAKAでも何とかなりました。(^^;)

  3. MySQLサーバにWordPress用データーベースを作成

    WebminからMySQL データベース サーバを選択して、「新規データベースを作成」をクリック。

    webmin_MySQL

    データベースの作成画面で、データベース名を自分がわかりやすい名前で作り(英数字)、Character setはUTF-8 Unicodeを選択(デフォルトでも良いと思いますがUTF-8に指定した方が無難です。WordPressはUTF-8が基本ですから)、初期テーブルは「なし」を選択し右下の「作成」ボタンを押すとデータベースが作成されます。

    ※データベース名はWordPressインストール時に指定します。

    データベース作成 

    又、ユーザーの許可をクリックしたときに出てくる「ユーザ」、「ホスト」、各々のユーザのパスワードはWordPressをインストールするときに使いますので設定し覚えておいてください。(設定しなくても使用は可能)

    これで、WordPressをインストールする環境が整いました。

    因みにwebminでもデータベースのバックアップはできます。スケジューリングもできます。この場合は各データベース毎にバックアップされます。
    但しTAKAはここからリストアしたことがないので(方法が不明。たぶんMySQL Administratorを使うことになると思う)MySQL Administratorを使用した方がよいと思います。

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